衣装インタビュー


衣装さんからは、チーフ1年の的場日向子さん、副チーフ4年生の崎原ひかりさんにインタビューさせていただきました!

 ――今回の劇のカフェ&バーだったということで、それにちなんでお二人の好きなドリンクを教えてください。

 

崎原:これはお酒でもいいんだよね? 私はビールが一番好きだなぁって感じです。家族全員ビールが好きで、今も公演が終わってちょうど実家に帰ってきてて、1杯目はビールみたいな!

 

――ちなみにおすすめのビールの銘柄とかありますか?

 

崎原:難しい(笑)。最近、父がハイネケンを買ってきてくれて、それがするする飲めておいしかったなぁって。あと、キリンラガー(笑)。ひなこちゃん(的場)もお酒飲めるようになったらぜひ!

 

的場:ぜひ飲んでみたいです! 私は、オレンジジュースとか白ブドウのジュースが好きですね。入り期間中もひかりさん(崎原)とお話してたんですけど、私、炭酸が苦手なので、こんな感じでジュースを飲んだりしてます。コーラとか飲んだことなくて。

 

――そういえば前に言ってましたねー。

 

的場:今日もマックに行ったんですけど、そこでも白ブドウのジュース飲みました! 

 

――1年生らしいかわいい答えをありがとうございます(笑)。それでは本題ですが、公演準備期間中、1番の成果とか、嬉しかったこと、思い出に残ってることなど、なんでも印象に残っていることを一つ教えてください。

 

的場:印象に残っていることはやっぱりベストの裏がペラペラだったことだったことですかね(笑)。前の方は結構しっかりしていたんですけど、後ろがペラペラだったのでぎょっとして慌てたのが印象的でした……。

 

――結局本番はそれを使ったんですか?

 

的場:そうです! 思いのほか役者さんに着せたらうまいこと行って(笑)。役者さんありがとうって感じです。

崎原:本当に、役者さんのスタイルが良くて。

 

――あるあるですよね、衣装の通販のトラブル……。それでは続いてひかりちゃん、公演準備期間中の印象に残った出来事は何ですか?

 

崎原:私は、早着替えと裏待機が印象に残っています。今回の公演ではバーのシーンとカフェのシーンで早着替えが必要だったんですけど、その待機のために裏に暗い中で静かに1時間程待ってるってことがなんか一番思い出深かったんですよね(笑)。

 

――(笑)

 

崎原:結局、私は衣装替え担当だったから、ずっと裏待機で公演をキャパから見れなくて、残念だったけど、やりがいはあったって感じでした。

 

――衣装付きくらいからみれてないって感じなんですね。

 

崎原:そうだね、衣装付きで早替えが多分十何回とか必要って話になっちゃって、そこから演出さんとすり合わせて早替えの回数は減らしたけど、裏待機をもう1人増やしたりしましたね。

 

――お客さん側からじゃ見えない裏でそんな大変なことがあったなんて……お疲れさまでした。それでは、次に何か部署の面白エピソードとかあったら教えてください。

 

的場:楽しかったことは沢山あったんですけど、コインランドリーに役者さんの衣装を洗濯しに行った時、コインランドリーに両腕にタトゥーが入った上半身裸の日焼けした強面のおじさんがいたんです。その人に「そこ使っていいですか?」って話しかけられたのがすごい怖かったというか面白かったですね(笑)。

 

崎原:あれはすごかったよね。

 

的場:ヤクザでしたよね、雰囲気が……(笑)。

 

崎原:そうそうそう、3人でぎょっとしちゃったよね。

 

――軽くホラーですね、池袋怖い。ひかりちゃんはどうですか?

 

崎原:またコインランドリーに関係するんですけど、衣装をコインランドリーに洗濯しに行ったとき、洗濯ネットが足りなくて、その時にゆうかちゃん(衣装2年生)がたまたま持ってた自転車ぶっ飛ばして100均まで行ってきてくれたんですよ。すごく助かったんですけど、その時間がものすごい早くて!めちゃくちゃ早くて、その一生懸命さが面白かったというか……

 

一同:(笑)。

 

崎原:洗濯ネット一つのために、ものすごい自転車をぶっ飛ばしてくれたのがなんか、面白かった!

 

――一生懸命さと面白さが伝わってくるエピソードですね。それでは、次は8月公演前のお互いの第一印象と、8月公演を終えてのお互いの印象をお聞きしたいと思います。

 

的場:やっぱり1年生からみた4年生って、接するのにちょっと緊張する相手だったんですけど、一番最初に会議した時にひかりさんが自動車免許の合宿所からの参加だったんですよね。

 

崎原:そうそう、免許合宿に行ってて。

 

的場:それにまず驚いたのと、ZOOM上でもすごく話しやすくて、自分の意見も聞いてくれたりして、第一印象はめちゃくちゃいい先輩だなと思いました! それで直接会って一緒に活動してみて、親しみやすいのは変わらないし、私のくだらない話をきいてくれて笑ってくれて! 最初は話しかけるのに戸惑ったりしたんですけど、最後の方は自分からバンバン話しかけにいくくらい、本当に楽しかったです!

 

――いやぁ、本当にいい先輩だったんだなっていうのが伝わってきますね。4年の鑑です。そんなひかりちゃんからひなこちゃんへの印象はどうでしたか?

 

崎原:まず、衣装の部署発表があった直後にひなこちゃんから「よろしくお願いします」って旨のラインが来たんですけど、今後の衣装の流れについて分からないところとか箇条書きにして、質問を送ってきてくれたんですよ。まだ顔とかも見たことなかったんですけど、絶対しっかりしている子だって思って、その印象が強かったです。ZOOM会議でも周りが3,4年生の中、自分でしっかり意見を言って会議もチーフとして回してくれて、頼もしくてしっかりしているなって印象でしたね。

 

――ずっと変わらずって感じですね。ひなこちゃんはしっかりしてるって話は聞いていたんですけど、4年生から見てもしっかりしてるって本当にすごいです。

 

崎原:なんか、準備にしても段取りにしても抜かりないんですよ。本当に、すごいよ……(笑)。

 

的場:ありがとうございます!

 

崎原:さすが1年生チーフを任されるだけあるなって思いました。これからのゲキケンは安泰だって思うくらいでした。

 

――ひなこちゃんは衣装2回目で、これだけできるのはしっかりしてますね。さて、お二人はゲキケンで演劇に関わっていると思うのですが、それぞれ演劇を続けている理由や演劇サークルに入った理由を教えてください!

 

的場:私は高校時代も演劇部に入っていて、それが楽しかったっていうのもあるんですけど、3年生の最後の大会がコロナでなくなっちゃって、自分の中で演劇に対して不完全燃焼だったんですよね。だから大学でも続けよう思ったのと、高校時代はゲキケンと比べ物にならないくらい部員が少なくて、舞台もあまり大きなものを作れなかったんです。だからゲキケンのような大人数で作る舞台っていうのに参加してみたいと思い、ゲキケンに入りました。

 

――1年生はちょうど世代的に高校の時にコロナで公演がなくなって不完全燃焼でゲキケンに入った人が他にもいたので、そういう子たちが入ってくれてるんだなって思いました。それでは続いてひかりちゃん、演劇を始めた理由はなんですか?

 

崎原:2つ理由があって、1つ目は高校の時に映像制作をしてそれが楽しかったからです。その時の経験から複数人で1つの作品作るっていうことを大学でやりたいって思ってました。あともう1つが、高校時代に演劇部の友達に誘われた公演を見に行った時に、照明のバックサス(客席に向かって照らす照明)がすごくかっこよくて、感動して演劇サークルで照明をやってみたいと思ったんです。立教の演劇サークルの中でも1番雰囲気が良くて、職人さん気質の人が多かったのがゲキケンだったのでここに入りました。

 

――ひかりちゃんは照明やったことないけど、照明やろうとは思わなかったんですか?

 

崎原:そうなんですよ!やろうと思ってたんですけど、新歓の時に先輩に「役者のオーディション受けるだけ受けてみなよ!」って言われて、ダメ元で受けてみたら役者が面白くて、どハマりして役者を連続してやってましたね。

 

――なるほど。では、お二人が今後やってみたい部署とか、どんなことを成し遂げたいか聞いてみたいです!

 

崎原:11月公演は4年生にとっての卒業公演になると思うので、悔いがないように公演を終えたいなということが1つと、コロナ禍でサークル活動もあまりできなかったので、私なりに伝えられるものを後輩に伝えていける公演にしたいなっていう目標があります。

 

――めちゃくちゃ偉いですね……私は全然考えてなかった(笑)。さすが4年生の鑑です。ひなこちゃんはこれからのゲキケンを担っていくと思いますが、どんな展望を持ってますか?

 

的場:11月公演って1番規模が大きいって聞いてて、先輩から吸収できるものは吸収しつつ、楽しんで出来たらいいなって思います!

 

――ぜひ頑張ってください、そんな素直さが1番ですね!それでは、インタビューは以上になります。衣装チーフさん、副チーフさん、今日はありがとうございました!