舞台美術インタビュー


舞台美術からは、チーフ1年の滝優輝さん、副チーフ3年の新井空さんにインタビューさせていただきました!

 __最初に、今回の8月WS公演『泡沫を酌む』に関しまして、お好きドリンクを教えてください。 

 

滝:カルピスが安定して好きです。 

 

新井:僕はモヒートが好きですね。今回の公演のモヒートの瓶は自分が持ってきました。 

 

__ありがとうございます。ここからは本題に入りまして、本番も含めた公演の準備期間中の一番の成果、頑張ったこと、思い出などの記憶に残ったことを教えていただきたいです。 

 

新井:基本的に舞台美術はずっと切羽詰まっていて、無事に終わったこと自体が頑張ったことでした。ちゃんと舞台が出来て安心しました……。正直終わらないかと思ってました……。 

 

__8月公演という短い期間で、床材まで貼って、パネル吊って、やれることを全部やっている感じしましたよ。お疲れ様でした! 

 

滝:自分もずっと働いてたことが頑張ったことだと思っています。部署のメンバーもずっといてくれたことが印象に残ってますね。 

 

__1年生同士の親睦は深められました? 

 

滝:もちろんです! 

 

新井:1年生はほとんど6月公演からの引き継ぎで、4人中3人が8月もやっくれたので、仲が良いはずです! 

 

__もはやいつメンですね。では、次に部署内の面白エピソードを教えていただきたいです。 

 

滝:僕が『ゴーゴー』のことを『ゴーゴーゴー』と間違えていて、1年生の清水さんがずっとツボに入っていたのが面白かったです。 

 

__たしかに『ゴーゴー』って何が由来かわからないですよね。 

 

新井:自分は暗転チェックの話が面白かったです。一応、暗転チェックは舞台美術のお仕事なのですが、正直他の部署でも出来ることなんですよ。それを聞いた滝くんが「じゃあ、帰りましょうよ!」って言ってたのが面白かったですね。本番初日でマチネ、ソワレがあったのですが、待ち時間が暇だったので、「暗転チェックの仕事をしないで、帰っていいですか?」という交渉を舞台監督の(柳澤)かなさんにしていたことがめちゃくちゃ面白かったですね。かなさん怒るというより呆れてましたね(笑)。 

 

__なるほどね。今まで頑張ってから気持ちはわかるけど、本番はいてくださいよ……。 

 

一同:(笑)。 

 

__次に、チーフ、副チーフのお互いの公演前の第一印象と活動してみての印象を教えてください。そら君からお願いします。 

 

新井:6月公演に話は遡るのですが、6月は自分がチーフで滝君は平部員でした。滝君以外の1年生はZoom会議で発言しづらかったらしいのですが、滝君はそうでもなかったらしいです。だから、第一印象は他の1年生と一緒で緊張してるかなと思ってたのですが、発言するタイプだと知って、一目置くようになりました。さらに仕事してみて、職人みたいだなって思いました。それが毎日だったので、暗転チェックにはやる気出せなかったらしいですけど(笑)。 

 

__自分の仕事にこだわりを持ってやれるタイプですね。ちなみに、今までどういうものを制作しましたか? 

 

滝:8月はカウンターで、6月はブランコの台を作りました。 

 

__なるほど。次に、滝君からそらくんへの第一印象とギャップなどがあれば教えていただきたいです。 

 

滝:最初は新歓の時に会いました。そらさんは覚えてないと思うのですが。 

 

新井:ごめんなさい、覚えてないです(笑)。 

 

滝:髪長くて、芸術家みたいな見た目してるなと思いました。6月公演ではすごく作業がスムーズで優秀な人でした。遅刻はしてましたけど、すごく頼れるチーフでした。8月公演は若干たけるさんに頼りがちでしたけど、それでも一番話しやすい先輩はそらさんでしたね。そして、実際に自分がチーフをやって、6月公演のそらさんにチーフ力のすごさを実感しました。 

 

__なるほど……。それでは最後にお二方に、なぜ演劇に携わるサークルに入ろうと思ったのか、またなぜ劇研に入ったのかを教えていただきたいです。 

 

滝:元々演劇を見るのが好きで、最初から(演劇系のサークルに)入ろうと思ってました。役者ではなくて、舞台美術、照明、音響に興味があって。(大学の演劇サークルの中で)人数が一番多かった劇研に入りました。 

 

__規模が大きいと自分のやりたいことも自由に出来て良いですよね。サークルを探す時は、新歓のTwitterなどを見ましたか? 

 

滝:いや、見たのは立教大学のホームページです。人数もサークル一覧のページに載っていたものを見ました。そこで和服姿の集合写真を見たことがありますね。 

 

一同:『百時』(2019年度6月公演『百年の時は一瞬、君はどうか』)ですね。ちなみに、どういう演劇が好きなんですか? 

 

滝:オペラですね。 

 

一同:そうなの!? びっくりしちゃった(笑)。 

 

滝:誰にも言ってないので(笑)。 

 

新井:自分は高校の友達が結構演劇をやっていて、舞台をよく観に行っていたんですよ。その時、みんな楽しそうに見えて、興味を持って……。とりあえず、演劇サークル入ってみようと思いました。劇研を選んだ理由は、検索して一番上に出てきたからです(笑)。他の演劇サークルは劇研入ってから知りましたね。あと、同期の子とTwitterでやり取りをしていて、その子が劇研に入ったことを知って、「自分も入ろうかな」と思ったのもきっかけの一つです。 

 

__なるほど。Twitterからの縁は面白いですよね。質問は終わりですが、もし秋公演など今後の展望があれば一言お願いします。 

 

滝:舞台美術をまたやりたいなと思ってます。秋公演はスケールももっと大きいと思うのでもっと凝った舞台を作りたいなと思います。6月は白い舞台で、8月は時間がなくて平舞台だったので、もっと大きな舞台を作りたいです! 

 

__やはり、秋公演は時間も人手も多くて、1年を通しても1番規模が大きいんですよね。どういう舞台になるかは舞台美術さんの力だと思うので期待してます! 

 

新井:滝君のセリフが舞台美術の鑑のようでびっくりした(笑)。自分は演出希望を出していて、高さのある大きめな舞台を作りたいと思っています。 演出になれなかったら舞台美術に行きます。

 

――大きな迫力のある舞台、楽しみにしています!本日はありがとうございました。